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デジカメのバッテリー寿命を長持ちさせるコツ

2010/05/23

最近、デジカメやデジタルビデオカメラの予備バッテリーを買ったばっかりで、タイムリーな記事を見つけました。
exite コネタ「デジカメバッテリーの寿命を延ばすには?」と言う記事。
その中には、デジカメバッテリーの寿命を延ばすポイントとして、
(1)涼しい場所で保管する。
(2)満充電状態で保管しない。
(3)完全放電→満充電を繰り返さない。
とある。こちらは、ペンタックス広報の見解のようです。
(1)(2)は確かに従来からも気を付けていたポイントです・・・
が、(3)完全放電→満充電を繰り返えすとバッテリー寿命が短くなるというのは、今までの感覚とはまったく逆だった。 しかも上記の記事には、さらに不可解なことが書いてある・・・
一般的なリチウムイオン充電池の寿命は、
 完全放電→満充電の繰り返しの場合には300回程度の充放電で、
 浅い充放電の繰り返しの場合は、もっと回数が増える。
これって本当に浅い充放電のほうが寿命が長くなっているって言えるのか?(例えば、100%の充放電で300回だとすると、50%にすれば600回以上になるのか?)と思い、いろいろネットで調べてみた。
ソニーのサイトに「バッテリーについて」というページがあるが、フル充放電・浅い充放電については触れられていない。
PanasonicやCanonのサイトにはバッテリーについて詳しく載っているページが見当たらなかったので、メールで問い合わせてみた。

Panasonicのメール回答

・充電回数で約200回〜300回がめやす
頻繁な継ぎ足し充電をしますと、バッテリーの寿命が短くなります。継ぎ足し充電でも、充電回数は1回としてバッテリーの寿命が短くなります。
・予備のバッテリーをお持ちいただき、最後までバッテリーを使い切ってから充電をされることをおすすめいたします。

Canonのメール回答

・バッテリーの寿命は、ご使用環境によっても異なり、経過劣化も生じるため、あくまでも目安ではございますが、充放電約300回となります。
・バッテリーにつきましては、長期間放置した場合、過放電となり、バッテリー性能の低下につながることがあります。 バッテリーをカメラのバッテリー室の中に入れたまま放置した場合、微量の電流が流れるため、バッテリーの過放電を促進することにつながります。 バッテリーを長くご使用頂く方法としまして、カメラ使用後はバッテリーをカメラ本体から取り外し、湿度の低い、室温(0度から30度)で保管して頂くことをお勧めいたします。
・バッテリーの性質として、購入当初はバッテリーの能力をすぐには発揮できないということがございます。この場合、数回の使用を重ねることで、バッテリー性能が正常化することもございます。

Panasonicのメール回答は、ペンタックスの見解とは正反対!?

Panasonicからのメール回答では「予備のバッテリーをお持ちいただき、最後までバッテリーを使い切ってから充電をされることをおすすめいたします。」と、ペンタックスが勧めている「完全放電→満充電を繰り返さない。」というのと完全に正反対の回答でした。
管理人自身の経験からは、完全に使い切ってから、充電したほうが長持ちするという感覚なので、これからも出来るだけ継ぎ足し充電はしないようにしようと思います。