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東野圭吾のおすすめ小説を紹介!(8)
読みたい順にランク付けしました

東野圭吾のおすすめ小説

<評価の目安>
評価:星5つ 超おすすめ!★5つは全部読んで欲しい!
評価:星4つ 東野圭吾フリークでなくてもお勧めできる高評価
評価:星3つ 東野圭吾フリークなら外せない平均点以上。
評価:星2つ イマイチかな?好みが分かれる平均点以下。
評価:星1つ 読んでいて失敗したと思った1冊。
※あくまでも当サイト管理人の独断と偏見による評価です、それでいて、結構辛口だと思います。当然ですが、この評価は何ら効力を持つものではありません。東野圭吾さんの本選びの参考になれば幸いです。

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変身

評価:星5つ

変身
単行本:1991年01月

変身
文庫本:1994年06月

先が読めているのに面白い!

変身」東野圭吾いわく「唯一ひらめきがあった作品
「変身」「分身」「パラレルワールド・ラブストーリー」を合わせて「東野”私”三部作」と命名されています。
読み始めてすぐに話の展開が見えた。もしそんな簡単に話の展開が予想できるような小説なら低評価確定かなと思いつつ、読み進めると予想通りの話の展開に。でも面白い!
予想通りの話の展開なのに面白い。別の言い方をすると、違和感のないストーリー展開で面白く仕上がっているとも言えるのではないかと思います。
東野圭吾のイマイチ作品にありがちなトーンダウン気味なエンディングではなく、最期までストーリーの熱を維持しているところもおすすめのポイントです。
読み始めは低評価確定か?と思った作品が思わぬ高評価につながった珍しいパターンの作品ですね。

疾風ロンド

評価:星2つ

疾風ロンド
単行本:2014年12月

疾風ロンド
文庫本:2013年11月

サスペンスドラマのようなライトな感じ

疾風ロンド」はスキー場を舞台とした長編サスペンスです。
話の序盤は期待感が膨らみましたが、結果としてはかなりペラペラの軽〜いサスペンスドラマという感じでした。
面白いか、面白くないかと言えば、面白い部類に入るのかもしれませんが、登場人物の行動に必然性、背景がないので、グッと迫ってくる緊張感がなく、とにかく薄っぺらいストーリー展開です。
東野圭吾作品として、これはこれでいいのかもしれませんが、「白夜行(びゃくやこう)」と書いた作家が書いた作品とはとてもじゃないけど思えないライトな感じです。

白銀ジャック

評価:星3つ

疾風ロンド
単行本:2011年11月

疾風ロンド
文庫本:2010年10月

2話完結の連続サスペンスドラマ?

通常の小説は雑誌や新聞に連載されたものから単行本化して、そのあと3年〜数年をおいて文庫本化されるのが一般的な流れです。
それに対して「白銀ジャック」は実業之日本社の「月刊ジェイ・ノベル」に連載された(2008年10月号〜2010年9月号)のち2010年10月に「いきなり文庫」化されました。そしてその約1年後、単行本化されました。
そんな出版業界の常識を打ち破った作品だけに、いやがうえにも期待が高まりましたが、小説の内容には残念ながらそれほどのインパクトはありませんでした。
発売から1ヶ月ちょっとで100万部を突破したヒット作なので確かに面白いです。特に結末なんて「えっ!?」「なんで!?」が連発しましたが、どうもコジンマリ感と違和感が半端ない気がしました。特に老夫婦の正体はそりゃないだろうって感じです。
壮大なスキー場を舞台にした長編サスペンス小説にもかかわらず、ストーリー展開は2話ぐらいでコンパクトに完結する連続サスペンスドラマといった感じです。

パラレルワールド・ラブストーリー

評価:星3つ

パラレルワールド・ラブストーリー
単行本:1995年2月
文庫本:1998年3月
※画像は文庫本

気になるけど、読み進めるのが怖くなる

パラレルワールド・ラブストーリー」・・・ラブストーリー、たしかに話の設定はラブストーリーだけど、ラブストーリー・ホラーサスペンスというほうが相応しい気がした。
愛情、嫉妬、友情、三角関係、葛藤、プライド、さまざまな要素がドロドロと混ざり合っていく、美しさ、爽やかさが一切ないラブストーリー。誰に肩入れしているのか分からないが、読み進めるに従い、怖くなる感じがありました。
過去と現在が並行(パラレル)して進んでいき、過去と現在が絶妙に繋がっていく話の展開が上手い。
でも結末がまったく理解不可能。「白夜行」で感じたモヤモヤ感とは違う、気分の悪いモヤモヤ感が残る後味でした。結末までがすごくいい感じだっただけにかなり残念でした。

ダイイング・アイ

評価:星3つ

ダイイング・アイ
単行本:2007年11月

ダイイング・アイ
文庫本:2011年1月

最初に感じた違和感がどんどん大きく・・・

ダイイング・アイ
交通事故のリアルな描写から被害者の復讐劇へと続く、話の滑り出しはとても面白く引き込まれました。しかしベンツとフェラーリが一緒に交通事故を起こすという設定にどうも違和感を感じました。
読み進めるうちにホラーなのか、オカルトなのか、SFサスペンスなのか、よく分からないストーリー設定に対して、最初に感じた違和感が少しずつ大きくなっていきました。
どうなるんだろうと期待させるターニングポイントはいくつかありましたが、登場人物の行動について動機や必然性が弱く、なぜそんなことをするのか理解に苦しむという点では共感しづらい作品でした。
コンプリートを目指している東野圭吾ファンとして最後まで読み切りましたが、満足度としてはフツーの作品でした。

今度の東野圭吾は、悪いぞ。

許さない、恨み抜いてやる。しかし、加害者は忘れていた。東野圭吾だから書きえた「悪い奴ら」