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東野圭吾のおすすめ小説を紹介!(9)
読みたい順にランク付けしました

東野圭吾のおすすめ小説

<評価の目安>
評価:星5つ 超おすすめ!★5つは全部読んで欲しい!
評価:星4つ 東野圭吾フリークでなくてもお勧めできる高評価
評価:星3つ 東野圭吾フリークなら外せない平均点以上。
評価:星2つ イマイチかな?好みが分かれる平均点以下。
評価:星1つ 読んでいて失敗したと思った1冊。
※あくまでも当サイト管理人の独断と偏見による評価です、それでいて、結構辛口だと思います。当然ですが、この評価は何ら効力を持つものではありません。東野圭吾さんの本選びの参考になれば幸いです。

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片想い

評価:星2つ

片想い
単行本:2001年03月

片想い
文庫本:2004年08月

テーマが重すぎるが故に・・・

片想い
「性同一性障害」「トランスジェンダー」といった、とても重く深い、単純な正解がない永遠のテーマを取り上げた小説です。
単行本が出たのが2001年だと、やっと「性同一性障害」という言葉が一般的に知られ始めたころなので、かなり先進的なテーマを取り上げた作品だったのかもしれないが、管理人が読んだ2016年だと「性同一性障害」「トランスジェンダー」について頻繁にメディアなどで情報発信されているため、小説の内容が薄っぺらくチープに感じられました。
登場人物の行動にも共感できず、そんなことするかな?という疑問が邪魔をしてストーリーに集中できませんでした。
さらに重厚なテーマの割に伝えたいことがまったく理解できず、大作が故に退屈な作品に感じました。正直なところ読んでいて退屈でした。

夜明けの街で

評価:星5つ

夜明けの街で
単行本:2007年07月

夜明けの街で
文庫本:2010年07月

不倫、初恋より甘く切ないラブストーリー

夜明けの街で」は 世間の評価はそれほど高くないようですが、当サイトとしては最高レベルの評価をしたい名作です。
おそらく世間の評価が低いのは推理小説としての評価ではないかと思います。個人的には推理小説としてではなく、ラブストーリーとして高く評価してほしい作品ですね。
自他ともに評価の高い「白夜行」や「容疑者Xの献身」などとは全く異なるジャンルで、こんな東野圭吾の名作に出会えたことを読みながら感謝したほどでした。
読んでいる途中に読み終わったら、時間をあけて、またもう一度読むだろうなと感じた小説でした。

不覚にも秋葉に恋をする

正直なところ、小説に登場する秋葉に惹かれました。不覚にも恋してしまいました。
スキー場のゲレンデで渡部と秋葉が出会うシーンでの秋葉の健気さに40歳過ぎの中年オヤジがキュンときました。秋葉を抱きしめたくなりました。不倫をする器量のないオヤジが架空の世界でキュンとできる名作です。
余談ですがサザンオールスターズの「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」に感化された作品と知り、改めて「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」を聴きかえしました。「夜明けの街で」のシーンとオーバーラップする歌詞があり、もともと好きな名曲でしたが、「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」への思い入れがより深まりました。

レイクサイド

評価:星4つ

レイクサイド
単行本:2002年03月

レイクサイド
文庫本:2006年02月

犯人は誰?巧妙な煙幕と謎解き!

有名中学受験のため夏休みを利用して湖畔で合宿する4組の家族。読み始め、なんだこの家族?変な新興宗教?気持ち悪いぐらい普通じゃない違和感があったが、それがうまく煙幕になって、結末が見えないまま一気に読めました。
最後まで犯人が分からなかった当サイト管理人は、巧妙に緻密に綿密に計算されたストーリーと感じました。
逆に読んている途中に結末が見えてしまった、犯人が分かった人には平凡な作品と感じてしまうかもしれません。

俺たちの魂はこの湖畔から離れられない

最後に家族愛をテーマに持ってくるところも絶妙ですね。安っぽいハッピーエンドじゃないところも、さすが東野圭吾って感じで好きです。
だけど家族愛をテーマに持ってきているのに泣けない!全然、泣けない。緻密にうまく計算された作品だけにその点は残念です。

11文字の殺人

評価:星3つ

11文字の殺人
ノベルス:1987年12月
文庫本:1990年12月

ミステリーとして純粋に面白いけど、登場人物の行動モチベーションに疑問

主人公は女流ミステリー作家の「あたし」。最後まで名前は明かされない(そこはストーリーの焦点ではないが)。「誰が犯人だろう?」「犯行動機は?」と思いドキドキしながら最後まで読み切れました。
ただ行動力のある主人公の「あたし」がなぜそこまで真相究明に勇気をもって突き進めるのかということに疑問を感じずにはいられませんでした。
それとあまりにも人が簡単に殺され過ぎ、小説のなかのフィクションとはいえ連続殺人と言うにはかなり雑な感じがした。読んでいて「この人、殺されそうだな」と思った人が殺されるとちょっと稚拙なストーリーだと思ってしまう。
1987年12月刊行の作品ということもあり、クルーザーやスポーツジムなどバブル景気を感じさせるキーワードやシチュエーションが随所に見られるので、リアルタイムで読んでいない人にとっては違和感のあるストーリー設定に思うかもしれない。

十字屋敷のピエロ

評価:星2つ

十字屋敷のピエロ
単行本:1989年
文庫本:1992年2月

ピエロ目線という手法は面白いが・・・

当サイト管理人の読解力の無さという問題もあるのかもしれませんが、種明しが複雑すぎて種明しを理解することに精一杯になって、ピエロ目線のアイデアがうまく生かさていない印象が残りました。

ストーリのヤマ場を見つけられず

さらにピエロ、警察官を除いても14人という登場人物は多すぎる。人物像が丁寧に描かれていない上によく分からない同居人がいたりして人間関係も分かりづらく、登場人物に感情移入ができないまま、ストーリーが進んでいってしまった感じがした。
そのせいで話に入り込めず、緊張感、ドキドキ感がなく、平坦なまま読み終わってしまったという感じでした。