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おすすめの感動小説ランキング

思わず涙してしまう、感動してしまう小説を追い求めて、いろいろ読み漁っています。実際に読んだ小説だけをレビュー形式で紹介。
涙もの、感動もの、人情ものの小説を探している方の参考になれば幸いです。極力、ネタバレなしで分かりやすく紹介したいと思います。
ちなみに当サイト管理人は特に文学的な才能があるわけではないので、プロ向け、玄人志向の作品よりも一般ウケしている人気作品を中心にセレクトしています。
「次に何を読もうか」と探している方には、「是非!読んで欲しいメーター」を参考に選んでもらえればイイかなと思っています。少しでもおすすめの小説を探している方の参考になれば幸いです。

<ランキング基準−是非!読んでほしいメーターの目安>
是非!読んでほしいメーター
評価:星5つ 超おすすめ!★5つは全部読んで欲しい!
評価:星4つ 面白い!是非読んでほしい作品
評価:星3つ 時間があれば読んで欲しいというレベル
評価:星2つ イマイチかな?好みが分かれる平均未満の作品
評価:星1つ 読んでいて失敗したと思った1冊
※あくまでも当サイト管理人の独断と偏見による評価です。
作家の方、出版社の方と何の利害関係もないので、気に入らない作品には結構辛口だと思います。
しかしながら、当然ですが当サイト評価は何ら効力を持つものではありません。とにかく皆さんの小説選びの参考になれば幸いです。

椿山課長の七日間 浅田次郎

是非!読んでほしいメーター 評価:星2つ

椿山課長の七日間 浅田次郎
文庫本:2002年09月

死後の世界をほのぼのと描いた作品

良く言うと死後の世界をほのぼのと描いた作品ですが、悪く言えば、緊張感がなくダラダラとストーリーが進行する印象があります。
「邪淫の罪」での和山椿と佐伯知子とのやり取りにはキュンときましたが、涙するほどではない・・・という感じでした。
死後の世界に加えて、不倫や痴呆症など、ドロドロとした重厚なテーマにもかかわらず、あまりにも人間臭くない描写でサラッと表現しているところがイマイチでした。

世間一般的には評価の高い作品!?

読んでる最中も次が気になるという感じで引き込まれることもなく、結局、何が言いたかったのかよく分からないまま読み終わりました。
かる〜く読みたいという人には面白いのかも???しれませんが、涙する感動作品かと言われるとちょっと違う感じがしました。
初めて浅田次郎さんの作品を読んだので、スッと作品に入れなかったのかも!? 浅田次郎さんの作風に慣れている人には違和感なく引き込まれたのかしれませんね。